For the customer

橋本興産は「経営戦略実行書」で、顧客満足向上のためにすべき環境整備のことを書いています。環境整備をすることで、お客様の満足を生み出せます。環境整備から顧客満足への流れを、果物の木に見立てて説明します。

果物の実は「顧客満足」です。橋本興産は顧客満足の実を大きく育て、その対価として利益をいただきます。利益が会社の成長のもとになり、さらなる顧客満足の実が生まれます。この循環で、橋本興産という「木」はどんどん育ち、橋本興産という「企業ブランド」も強くなっていくのです。

市場に根を張るための物的、人的環境整備

顧客満足という果実を大きくする前提として、ぐらつかない強い木が必要です。そのためには土の中にしっかりした根を張らせなければなりません。土は「市場」を意味します。市場に根を張るには「物的環境整備」「人的環境整備」が必要です。

「物的環境整備」は整理整頓、クレンリネスです。美しく、衛生的な環境を維持し、お客様にとっても快適な状態をつくることです。

「人的環境整備」は社会人としての基本的なマナーやあいさつ、きちんとした身だしなみです。ごみが落ちていることに気づかない人は、お客様の困り事に気づきません。お客様が喜ぶ話、不快な話を想像できない人は、お客様とのコミュニケーションは取れません。物的環境整備、人的環境整備を整えることによって初めて、お客様とのコミュニケーションが図れるのです。

情報環境整備で顧客とのコミュニケーションを促進

お客様とコミュニケーションを促進するには、「情報環境整備」も重要です。木の幹の部分に当たります。お客様に大事な情報をもらい、お客様が必要する情報を提供することで、互いのコミュニケーションは強固なものとなります。つまり木の幹は太くなります。

「情報環境整備で大事なのは、情報を会社のみんなに見えるようにすることです。お客様からいただいた情報をもとに行動計画を立て、その計画についてみんなで知恵を出し合い、最善の方法をお客様に提案することが可能になります。お客様が喜ぶ提案ができれば、顧客満足の実がなるわけです。

橋本興産は情報という「幹」を太くするために、良い仕事をするための社員共通の統一言語を設け、会社のビジョンや価値観を共有する「社長塾」を定期的に開いています。

顧客満足の実が生まれ、会社に利益が出て、会社が大きな木になっていく。この流れを何度も、何度も繰り返し、橋本興産は100年続く強い企業文化をつくっていきます。