IT化するケーブル総合商社WEBとリアルを両立
橋本興産はWEB事業にも力を入れています。当社のホームページ(HP)上で紹介している看板商品の「キャブタイヤケーブル」の情報量に関しましては、国内屈指です。
私どものお客様は長崎県内だけではありません。HPを見て、北は北海道から南は沖縄まで、なかには海外からも問い合わせをいただいております。
HP上には、仕様、種類、用途、メーカーの比較などを詳しく説明しており、お客様の希望に合ったケーブルを見つけることができます。購入を検討されているお客様からも、「ケーブルについて誰に聞いていいのかわからず、インターネットで検索したら橋本興産のHPはわかりやすかった」とのお声をいただいております。
ただし、WEBはあくまで入り口に過ぎず、当社ではお客様と心の通った取り引きをしたいと願っております。
メールをいただいたお客様には電話で詳しくケーブルの話をしたり、実際に訪問して要望を聞いたりと、声や顔を合わせることでお互いをさらに知り、信頼できる取引ができると信じるからです。もちろん、お客様のスタイルに合わせておりますので、WEBだけで取り引きを完結する場合もあります。
われわれは、これを「WEBとリアルの両立」を呼んでおります。
そもそも、当社がWEB事業に力を入れはじめたのは、採用活動の失敗というのがきっかけでした。約15年前のことです。大学に求人表を貼れば、学生は面接にくるだろうと思っていたのですが、指定の日時に誰も来なかったのです。
理由をいろんな方から聞いてみますと、「会社のHPがないので、会社情報がわからないからだ」と言われました。そこで、HPを立ち上げて会社概要や取り扱いメーカーの比較表を載せてみると、今まで縁のなかった沖縄の会社から注文がきたのです。
「B to B」の商材がWEBから注文されるなんて、と正直驚きました。そこで、福岡市のWEBコンサルティング会社のペンシルに依頼して、われわれが最も得意としているキャブタイヤケーブルを中心としたHPを作り上げていったのです。電線・ケーブルのことなら何でも、お問い合わせいただけるHPに仕上がりましたが、今でもお客様に利用しやすいサイトにしようと日々手を加え、成長し続けています。
インターネットの世界は県や国境の垣根を取り払いました。われわれの顧客は、全世界に広がっていきます。九州にいながらにして、世界のお客様と取り引きができるようになったのです。